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連載「憧れの逸品」No.86 グッチとパリの邂逅。

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フィナム

2019年春夏コレクションはホームのミラノから離れ、パリの歴史あるナイトクラブで発表された。選んだ舞台からも推し量れたが、〈グッチ(GUCCI)〉のそのコレクションからはフランスへのオマージュが濃厚に感じられた。 クルーズ コレクションから登場したスニーカーの「スクリーナー」は、くすんだ風合いをもたらすダスティ加工が施されていた。タンにあしらった〈グッチ〉のヴィンテージロゴなど70年代のスポーツ・スタイルにインスパイアされているという。そして、この春夏の新作には甲にクリスタルがあしらわれた。 メンズファッションは華やかなカラーパレットやアイコンが息を吹き返している。その流れをつくってきたクリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレは、さらに半歩先行く提案をした。スニーカーをビジューで装飾するという提案。「スクリーナー」はまさに模範回答だと思う。 ちなみに、モデル名は壁をつくって仲間に得点のチャンスを与えるバスケットボールの競技用語から採っている。褪せたトーンが服を主役に引き立てるためだとすれば、なるほどこいつはスクリーナーだ。 Lace up sneaker with cry…
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